介護施設の施設長に向いていない人の特徴

介護施設の施設長は、いわば施設のトップであり、責任者でもあります。そんな施設長のポジションに就く人には、一定の資質や能力が求められるため、向き不向きが発生します。

施設長に向いていない人の特徴はいくつかあります。1つ目は、現場での仕事の方が好きという人です。施設長の仕事は主にバックヤードでのデスクワークとなるので、現場で働くスタッフよりも、利用者とのふれあいの時間は減ってしまいます。事務仕事よりも利用者とコミュニケーションをとる方が好きという方は、あまり向いていないと言えるでしょう。

2つ目は、周囲の人に指示を出すのが苦手という人です。施設長は、施設の運営を円滑に進めるための要となる存在です。そのため、他のスタッフ達に的確に指示を出し、スムーズに業務が進められるように取り計らう必要があります。中には指示を出すのが苦手なため、なんでも自分で何とかしようとする人がいますが、最終的には自己負担が増えすぎて破綻してしまうので、管理職には向いていないと言えるでしょう。

3つ目は、ネガティブな人です。介護施設の施設長は、その施設で起こったトラブルの処理など、さまざまな業務を行います。そうした統轄を担う人がネガティブな雰囲気を出していると、他のスタッフのモチベーションを下げてしまい、施設全体が暗い雰囲気になってしまいます。施設の顔として明るく元気な姿を披露できない人は、このポジションには向いていないと言えるでしょう。